水分のすすめ方
吐き気や嘔吐が続くときには無理に水分や食べ物を与えないようにしましょう!
また、吐き気がおさまる前に与えるとますます吐き気を誘発してしまいます。
吐いた後から2時間程は胃や腸をお休みさせてあげましょう。
最後の嘔吐から落ちついてきたら…
- ①湯さましやお茶、子ども用のイオン飲料などをひと口(スプーン1杯)だけ与えてみます。ここで吐かなければ…
- ②約5分前後の時間をあけてひと口あげます。更に吐かなければ…
- ③5分ぐらいしてから2杯あげてみましょう。このあと嘔吐がなければ、徐々に量をふやしていきましょう。
- 注意事項
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子どもは吐いた後なので、口が渇き水分を欲しがります。
しかし、水分が胃にたまるとかえって吐いてしまうことがありますので慎重にすすめてください。
必要なのは塩分・糖分・水分です!!
例)OS-1、アクアライト、お味噌汁や野菜スープの上澄み、など…
- 経口補水液(OS-1、アクアライトなど)は脱水予防に効果的です(お口から点滴をしているような感覚です)
- 母乳の場合は1回の吸わせる時間を減らして回数を増やすとよいでしょう。
柑橘系のジュースや乳酸飲料・牛乳は控えたほうがよいでしょう。